第一回:AI駆動開発までの道のり

開発環境構築

AI駆動開発とは

AI駆動開発をどう受け入れて、どう悩み、どう割り切るようになったのか。今回は、自分の開発の変化を振り返りながら書いてみます。

AI駆動開発はLLMを開発プロセスの中心にとらえて、コーディングなどの作業をさせる開発手法です。

この開発手法は、AIを主軸とすることで、従来より少ない人数でも開発を進めやすくした手法だと私は考えています。

少なくとも、近年の巨大テック各社の動きを見ると、AI前提の開発体制への移行は無視できない流れになっていると感じます。


私について

AI登場前

私は仕事で通信機器の開発をしていますが、実際にコードを書くことは殆どありません

実務に直結しないこともあり、作成したいものはあれど、従来のプログラミングには苦手意識から、個人開発でさえ敬遠していました。


2023〜2024

この時期、AIの登場により個人プロジェクトを始めました。私はAI Vtuberの作成に取り組み始め、無事動くものは作成できました。当時は自分でコードを書き、わからないところはAIに聞くという手法をとっていました。この頃のAI活用は、修正やエラー対応の相談が中心で、殆ど自分でコードを書いてた気がします。

プロジェクトは完成させましたが、ほぼお遊びでした。なんといってもプログラムを全て同じファイルに書くぐらいですから。ひとまず完成したことで満足しました。


2024〜2025

この時期、SNSの開発にも挑戦していました。

まだChatGPTを利用していましたが、この頃からファイルを読ませる機能を本格的に活用するようになり、大きく使い勝手が変わりましたおかげで、AIにもファイル内容を共有できるようになり、だいぶ楽になりました。

また、Web検索機能も使いやすくなり、ほとんどの作業においてAIに聞いた方が早いとなりました。

一方、私の性格上、わからなくなると辞めてしまう癖があり、AIに投げ過ぎて何をやってるかわからなくなり、途中で開発を諦める場面が多々ありました

それでもアプリは形にしたものの、結局運用を考えるとめんどくさくなり、プロジェクトを中断しました。


2025〜2026

Copilotを本格的に使い始めた時期です。私はこの時はまだAIに開発を任せるという概念について懐疑的でした

理由は、AIが作ったプログラムが実際動作していても「見かけ上」だけで、内部はぐちゃぐちゃになるのではないかという懸念です。

しかしながら、ある技術に触れ、その考えよりもAIを利用することによる時間短縮のメリットを優先しました。

それはVS CodeのCopilotです。

それまでは、自分で書くこと、自分で理解することを優先していましたが、開発速度がどう考えても利用しない場合とは異なるため、Copilotを頼るようになりました。

一方で、ソフトが複雑になるにつれて、内部構造の複雑化とそれに伴う問題も増えていきました。こうしたAI活用由来の問題が顕著になったのは、2025年後半に本格的なソフト開発へ踏み出してからです。


補足:AI駆動への割り切り方

AI駆動開発への精神的な壁

手動開発からAI駆動開発への割り切りにかなり葛藤しました。これは正確性を捨てるイメージが強いからです。実際は多くの企業、開発者がAIを主軸にしていると理解していても、中々考えは変えられません。

一方、自身のプロジェクト開発加速のためにも、AI駆動開発への転換は必要不可欠でした。


「誰かのOSS」という考え方

私はこの心の問題を「誰かが開発したOSS」という観点で見ることで割り切りました。

多くのOSSやパッケージは、その動作、使用法、仕組みまで把握したとしても、実際どのようなコードで記載されているかまでは理解しません。

私のプロジェクトにおいてAIはこのOSSを作成してくれる人、私はそのOSSを使う人という認識で割り切りました。


おわりに

次回は、実際に今年から始めた駆動開発とその問題点、現在試している手法を紹介していきます。

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